新作バーガー解禁。積み重なる余談、その先にあるもの。

なんとか解禁!とか多いよね、最近。発表とか開始とかでいいんじゃない?とか思うけど。解禁の方がありがたみがあるからかなぁ。あ、これは余談。

初めてタイに旅行したのは15年以上前。まだカオサンロードにマクドナルドなんかなくてパッポン通りも栄えていた頃の話だ。友達と四人でバンコクとラン島という島で3、4日遊んでそこからは各々一人旅。当時はFacebookもなくホットメールでやりとりしながら、一カ月後にバンコクで合流してお互いの旅を語り合うという旅行をしたのだけれど、まあ、それはまた別のお話(©︎森本レオ)。

それから計4回渡泰して、日本のタイ料理屋でも3年くらい働いたりして、気が付けばタイ語も少しは話せるようになった。そんな私のフェイバリットタイフードは何と言ってもカオソーイ。と言うのも実はどうでもいい話で、虎視眈々と常に隙あらばそのカオソーイのポジションを狙っているのが何を隠そうパッポンカリーなのである。残念なことに前述のパッポン通りとは全く縁もゆかりもがなく、炒めた野菜や海鮮なんかを卵で閉じて、ココナッツミルク風味のカレー味に仕上げるというこの料理。中でもソフトシェルクラブという、殻ごと丸まま食べられる蟹を使ったプーニムパッポンカリーというのが絶品なのである。

ある時、ほんのふとした瞬間にこのプーニムパッポンカリーとハンバーガーが頭のどこかでくっ付いた。

早速知り合いのタイ料理屋に駆け込み、ソフトシェルクラブとその調理法を授かって試作品を作ってみた。

見た目のインパクトはまずまず。中身よりもまず見た目を重視する昨今の消費者層にも十分アピールできるはずだ。肝心の味の方も意外と、というか、想像以上に美味かったので本日より販売解禁します。

春の新作バーガー
ソフトシェルクラブバーガー
単品¥980
ポテトとドリンクのセット¥1360

脱皮した直後の蟹なので殻ごと食べれます。ソースはタルタルソースにシラチャーソースというタイのホットソースを少しブレンド。強いて言うなら白身魚のような味。(もっと言うなら○ィレオ○ィッシュみたいな…余談)。

店主のひとりごと

かれこれ5年も前のことになる。店主のやってるThe Deadvikingsというバンドが、ヨーロッパ4カ国、23都市を周るライブツアーをすることになった。

フランス、ドイツ、イタリア、ベルギーを金髪モヒカンのパンクスをドライバーに従えて、機材一式車に積んで街から街へと移動。

ツアーの日々はだいたいいっつも同じで、寄り道なんかしながら夕方頃にベニューに到着。だいたいちょっと広めのパブやバーで演奏することになっており、到着するなりビールで乾杯(もちろんタダで!ミュージシャンだから!)。一服したら機材を積み込みサウンドチェック。それが終わると賄いが出てくるのでそれを食べながらまた乾杯。日本と違ってライブスタートが9時とか10時。することないからやっぱり乾杯..。ライブが終わったらそのままお客さんも含めて乾杯….。で、深夜、だいたいパブのオーナーや、ライブを仕切っている人の家に泊めてもらう。翌朝目覚めるとまた車に乗り込んで、寄り道なんかしながら夕方頃に…。てな毎日がおよそ一ヶ月続いた。

ヨーロッパのバーなんかだと、入場料も本当にビール一杯くらいの値段で、日本のライブハウスほど敷居が高くなくて気軽にふらっと立ち寄れる感覚も手伝ってか、全く無名のローカルバンドであるはずの我々がどこへ行っても数十人くらいはお客さんがいて(いや、正直5人てこともあり、逆に多い時は数百人てことも、まあ、とにかく)、客層も老若男女幅広く、それこそ革ジャンを着たおばあちゃんもいたし、親子連れだっていたし、頭ツンツンのパンクスも勿論いたし。
肝心のライブはと言うと、国民性というのもあるのかもしれないけど、お客さん自身がそもそもライブを楽しむ気満々でやってきているので、いつも大盛り上がり。
バンドは演奏できてタダでビール飲んでギャラまでもらえて、お客さんは自由に楽しんで、お店はきっちり儲かって、みんなハッピー、という非常にシンプルな構図がそこでは成立していた。勿論、長い時間をかけて育まれてきた文化がそこにはあったからこそなのだろうけど。
大げさに言うなら、ロックンロールが生活の一部になっているというか、文化として根付いているというか。ある特定の人のためものではなくて、もっと気軽に、多分カラオケ行くくらいの感覚でライブに行くような空気。
ローカルシーンや地域に根ざしたカルチャーがあって、フラットな気持ちで、ふらっとライブを見に来れる感覚。

こんな場所が日本もあったらなあ…。

あるやん!

当時、神戸元町高架下にある商店街、通称モトコーの三番街にBee’s Knees Barというバーがあって、日本語もろくに話せない(いや、実際はケッコー話せると言う説を支持する人もちらほら)カナダ人のクリスが一人でやっていたそのバーの2階では、夜な夜な地元のガレージバンドや、時には海外からのツアーバンドまでが演奏していて、その狭い箱には音楽を愛する人々が溢れていた。もちろん我々のバンドもそこでライブさせてもらっていたけれど、ヨーロッパのベニューを見てようやく、本当の意味でクリスがやろうとしていることが理解できた。と思う。

オーバースペックなライブハウスに高いレンタル代やノルマを払ってライブをしなくても、もっとラフな感じで音楽を楽しめる場所が必要だ。お客さんも安い値段で楽しめるし、ミュージシャンとコミュニケーション取れるし。バンドも赤字を出さずにライブできるし、PAに頼らずに自分の出音に責任を持って演奏しなければならないから演奏も上手くなると思う。実際、海外のツアーバンドなんか見ると、PAシステムを通さない生音で演奏してもちゃんとしたバランスで鳴っていることが多い。
もちろんいつだってライブハウスの存在意義はあるし、そこはケースバイケースで、選択肢が増えればいいだけの話。

えーと、その後クリスはカナダに帰ることになって、結局Bee’s Knees Barもなくなってしまうのだけれど、ひょんなことから同じ場所にハンバーガー屋ができて、そこの二階ではやはり夜な夜なライブが繰り広げられているという。

クリスはだいたい夕方6時にやってきて12時、早い時には10時過ぎくらいに帰るというスタイルで、そのくせ全然儲からないと嘆いていたのを知っていた店主は昼間から開けてハンバーガーをせっせと焼きながらやりくりしているそうです。

花見パーティと4月のイベント

今日は宇治川公園で花見パーティ
夜はお店でライブ!

4/8(日)
Open 19:00 Start 2000
Charge ¥1500(1ドリンク付き)

The Stingrays
がらくたロボット
浦野浩一朗
ゆきち

四月のライブ予定

4/10(火)
ローションマニアックス 他

4/14(日)
潮騒シーサイド
モトコー7店舗での合同イベント
詳細未定

4/20(金)
藤本友己 他

4/22(日)
電気バーガー#3
Charge 1500Yen+1Order

Soft Harmonix Junky
アイアンテールス
Kadode Takumi
Overload Collapse

4/23(月)
TBA