ハンバーガー好きでもない店主がハンバーガー屋を始めた理由

exterior

こんにちは。

神戸元町/花隈の30日間毎日食べても飽きないハンバーガーのお店Louie Louieです。

ハンバーガー好きでもない店主がハンバーガー屋を始めた理由

 

普通は三度の飯よりハンバーガーが好き、ハンバーガー毎日食えるなら死んでもいい、みたいな人がハンバーガー屋を始めると思うのですが、僕の場合は物の弾みで店を始める事になったようなものなので、ハンバーガーは完全に後付けです。

なので、なんでハンバーガー屋を始めたのですか?と、聞かれた時に、期待を満たすような回答を持っていないこともわかっている上、一から話すと長くなるので、ふわふわした返事でごまかすと、なんか腑に落ちない顔をされて気まずい感じになります。

そんな気まずい思いをする人が一人でもこの世からいなくなるために、ちょっと長くなりますが、僕がハンバーガー屋を始めた経緯を話していこうと思います。

 

二人のカナダ人

 

The Bee’s Knees Lowbrow Rock and Roll Art Bar

 

Bee's knees

 

クリスというカナダ人がやっているBee’s Knees Barというバーがモトコーにあった。

店内にはマニアックなロウブロウアートのポスターやおもちゃが所狭しと並べてあり、これまたマニアックなガレージやパンクの曲が流れる店。

そのバーの二階の屋根裏部屋の様なところでは夜な夜なライブが行われていて、国内外問わず、主にアンダーグラウンドなガレージバンドが演奏していた。

僕のバンドDeadvikingsもそこでライブしていたし、僕は時々そこで働いたりもしていた。

ちょっとした音楽好きの溜まり場みたいな場所だったわけです。

ある日突然クリスはカナダに帰る事になり、Bee’s Kneesを閉める事になった。

当時定職にもつかずにフラフラしていた僕は、この場所が無くなるのは勿体無いという想いと、無くしてはいけないという使命感の様な気持ちからその場所を引き継ぐ事にした。

まあ色々あって結局内装からやり直して新しく店を作り直すことになるのですが。

店をやると決めたものの、Bee’s Kneesの台所事情も大体知っていたので、普通にバーなんかやっても長続きしない事はわかっていた。

昼からランチ営業して夜はバー、時々ライブ。食べ物はライブを見ながら酒飲んで気軽に食べれる物がいい。

というわけで、ひらめいたのはハンバーガー

 

The Burger Pit

 

飲食店の経験はあれど、ハンバーガーに関してはど素人。当時働いていたバイト先で僕の作るまかない料理のハンバーグは高評価を得ていたので、それをバンズで挟んで食べてみた。

全然美味しくない。

これはまずい、とここから少し焦り出し、周辺のハンバーガー屋を食べ歩いたり、ネットであれこれ調べたりした。

ちょっとでいいから本格的なハンバーガー屋で働いてそのノウハウを吸収したいなあ、でも個人店でなかなかアルバイトなんか雇ってないし、最悪マクドでもいいかなあ、なんて思いながら街をうろついていると、偶然バイト募集している個人店を発見した。

The Burger pit

当時六甲にあったBurger Pitという、これまたカナダ人オーナーのハンバーガー屋で働かせてもらう事になった。

面接の時も、ハンバーガー屋を近々始めるから、それまでの間ここで勉強させて欲しいと素直に言ったら雇ってくれた。しかも商売敵になるかもしれない僕に何から何まで親切に教えてくれた。

最終的にはお前ウチで働かんかと、超高待遇でBurger Pitを任されそうになった。

三ヶ月ほどの短い間このBurger Pitで働かせてもらったり、Bee’s Knees Barでライブイベントある時は、そこでハンバーガーを焼いたりして、少しずつ勉強していきました。

 

店づくり 

 

チャレンジショップ


ど素人の僕が店を始める事を決めた理由の一つが、チャレンジショップという制度。

神戸市が商店街活性化のため、新規出店者に補助金がもらえるという制度があって、それを利用しました。多分神戸市から50万円くらいお金もらえたはずです。
なんか自分で店でもやりたいなあという人は、行政の補助金とか調べればいっぱい出てくるので利用できるものはどんどん使えばいいと思います。

低予算なのでガス工事以外は業者を入れず、知り合いにほぼほぼ手伝ってもらいながら、何とか店らしいものをこしらえることが出来ました。

old louie louie

 

Monks cafe

 

ちなみに壁の色が派手な緑色なのは、ヨーロッパ4カ国をライブして回った時に訪れた、フランスのリールにあったモンクスカフェというところからパクりました。

モンクスカフェ

そこでのライブ後に、出発する前にもう一度来るように言われて、(単に機材を置きっぱにしてただけかも)翌朝そのカフェに立ち寄ると、店主からハンバーガーをご馳走になったという思い出が。

その時食べたハンバーガーの味が忘れられなくて、ハンバーガー屋を始める事にしました…という事にしておけば、ちょっとした美談になるのかもしれませんが、味なんか正直覚えていません。きっとすごく美味しかったことでしょう。

 

Louie Louie という名前の由来

 

Louie Louie

Louie Louieという名前はキングスメンのバージョンで有名なガレージクラシックからとりました。

単純に響きと字ズラがいいなあというところ。あとは曲の雰囲気というか立ち位置がぴったりじゃないかと。

ポップでスタンダードな曲。スリーコードの、まあ割と誰でも演奏できるような簡単な曲で、しかもパンクやガレージバンドからソウルシンガーやメタルバンドにまで幅広い層にカバーされている曲。ラテンぽいニュアンスさえある、そんな曲。

Raptureってバンドがいて、そのバンドはパーティでLouie Louieをやるために始めたって何かのインタビューで読んだ。そんな曲。

一応船乗りの曲ってことでバンドでヨーロッパツアーの時よくアンコールで演奏したんですが、どこでやっても盛り上がりました。

まさに鉄板。

そう、、、鉄板

 

 

そんなこんなで万事うまくいったかに思えた矢先、ドロドロの立ち退き騒動に巻き込まれてしまうなんて、この時はまだ知るよしもなかった…。

それはまた、別の話。

 

0 comments on “ハンバーガー好きでもない店主がハンバーガー屋を始めた理由Add yours →

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です